日本人の胃袋事情 8
出生率の低下現象は、ますますこの世代の比重を高めることになっています。
これを受けて日本でも、アメリカと同じようにグルメ志向、ヘルシー志向が強まってきています。
1985年、コカ・コーラ社はアメリカの嗜好変化を察知して、従来の味を変えた「ニューコーク」を発売しました。
その味に到達するまでには約20万人の若いパネラーを選んで、嗜好テストをくり返したといいます。
いわばコカ・コーラ社としては快心の味でした。
・・・ところが、意外にもクレームが殺到しました。
なぜいままでの懐かしい味をなくしたのだ、という問い合わせでした。
あまりにもそれが激しいので、やむをえず「コーク・クラシック」として従来品をカムバックさせたのです。